前島密

浄楽寺 (神奈川県横須賀市秋谷1-20)
平成26年設置




前島密(まえじま ひそか)は、明治初期に郵便制度を創設した人物で、
郵便の父とも呼ばれています。

神奈川県の浄楽寺には前島密の墓があります。
そして山門の前には前島密の像が乗った郵便ポストが設置されています。










取集口はポストの側面にあります。

奥には「前島密翁の墓所」の石碑が。







ポストの背面には設置の由来が
書かれています。






ポストの隣には前島密の功績を
記した石碑があります。

  この石碑には次のように書かれていました。

日本郵便の父 前島 密
 天保六年(一八三五)、現在の新潟県上越市に生まれた前島 密(ひそか)は、
近代郵便制度を創設し、全国に郵便局のネットワークを構築、郵便為替、郵便
貯金などを含めて郵便事業の基礎を築きました。また、電信・電話事業、教育・
福祉事業、鉄道・陸運・海運事業、新聞事業など幅広い分野で多大な功績を残し、
生誕地に建てられた記念碑には「日本文明の一大恩人」として称えられています。
 東京遷都、駅制改革、国字改良など、先見性い満ちた数々の提案は、大久保
利通、大隈重信、渋沢栄一など当時の実力者に大きな影響を与えました。
 晩年は当地芦名に隠居所「如々山荘」を設け、村人や子供等と親しみながら
穏やかな余生を過ごしました。
 大正八年(一九一九)八十五歳でその生涯を閉じ、この地(浄楽寺)に眠って
います。
日本文明の一大恩人 前島密翁を称える会
平成二十六年十月












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