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ノウハウ5
_ オリジナル作品の作成 _ |
ツイストバルーンを始めるころは、教本に載っている作り方などを見ながら作るのが普通です。 でも、だんだん慣れてくると、新しいオリジナルの作品を作りたくなってきます。 そこで、このページではオリジナルの作り方を解説します。 あくまでも管理人の個人的なやり方ですが、少しでも参考になればと思います。 |
1.スケッチ | |
まず、作るものの形を観察し、簡単なスケッチを描きます。 下の例は、ポケモンのラティオスとチューリップを考えたときのスケッチです。 |
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スケッチを描くことで、対象の形や色の全体像が見えてきます。 左のラティオスのようなものの場合、前面、背面両方の形や色を把握する必要があります。 |
2.単純化 | |
最初のスケッチを眺めながら、それを単純化(デフォルメ)した第2のスケッチを描きます。 風船で作ることを意識して、棒状の粘土を組み合わせるようなイメージで描き、細部は省略します。 風船で何かを作るときは、細かいディテールよりも全体の形態や色彩のバランスを優先した方がうまく行くように思います。 |
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3.手順検討 | |
スケッチを眺めながら、実際に風船で作る手順を考えます。 具体的には、同じ色の部分を追っていき、その固まりが一筆書きのようにつながる経路を考えます。そうすることで、効率良く制作することができます。 簡単なものであれば、いきなり作り始めても良いでしょう。ある程度込み入ったものの場合は、手順を簡単にスケッチすると、後工程が楽になります。 |
4.試作 | |
考えた手順に従って、試作します。 実際に作ってみると、思っていた形にならないところが出てきます。その場で修正しても良いですし、前工程に戻らなければ直せないところは憶えておいて、とりあえず大まかでも全体を作ってしまいます。 |
5.修正 | |
試作の結果、問題があった部分の手順を修正し、再試作します。 イメージ通りのできあがりになれば、完成です。 自分で見るだけではなく、他の人の批評を求めるのも有効です。 |
6.記録 | |
手順のスケッチと、完成品の写真は保管しておきます。 時間が経つとけっこう手順を忘れてしまうからです。 また、時間をおいて再度作ってみると、より効率的な手順を思いついたりもします。 |
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