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最初に良くない例から。
この写真のように結び目の両側を引っぱって結ぶと、
★印の部分が一度伸びます。
するとそこに見えないくらいのごく小さな穴が開きます。
結んだ直後は大丈夫ですが、時間が経つとここから空気が抜けてきてしまいます。
それを避けるための結び方のコツというわけです。
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まず風船をふくらませたら、このように吹き口を左手の親指と人差し指で挟んで持ちます。
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吹き口の先を右手で持ちます。
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左手の人差指に手前から吹き口を巻きつけるようにして上に持っていきます。
このとき、吹き口の方(☆印)は
引っぱって構いませんが、
ふくらんでいる方(★印)は
なるべく引っぱらないように注意してください。
(この写真では、見えやすくするためにわざと引っぱっています。)
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吹き口を向こう側にまわし、左手人差指の爪に滑らせるようにして、手前にくぐらせます。
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このように吹き口の輪の部分が頭を出したら、そこをつまんで引き上げます。
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このようになります。
このとき、☆印の部分は引っぱりますが、
★印の部分は引っぱらないように注意します。
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つまり、吹き口の先の部分と輪になった部分は引っぱりますが、風船の空気の入った部分は
引っぱらないわけです。
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輪の部分が小さくなっていきますから、それを左手の親指と人差し指の間に挟んで
下に押し下げます。
結び目を、風船のふくらんでいる部分に押しつけるようなイメージです。
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結び目のできあがりです。
吹き口の方(結び目より上)は引っぱられて小さな裂け目ができたりしますが、
ふくらんでいる方(下)は大丈夫です。
なお、結び目は一重結びで十分です。
空気が漏れないようにしようとするあまり、二重結びにしたり、
結び目をきつく引っぱったりするのは、上記の理由で逆効果になりますから
注意してください。
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