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風船関連ツール3

_ 風船長持ちツール _




1.ウルトラハイフロート
ふくらませたゴム風船は、徐々に空気が漏れていくので、 ツイストバルーンの造形は、2〜3日もすると しぼんでくるのが普通です。

しかし、あるツールを使うと、ツイストバルーンを 10日以上も長持ちさせることができます。

それはこれ。商品名「ウルトラハイフロート」です。

ボトルに入っているのはどろどろで透明な薬剤です。 それを風船の中に注入して使います。

もともとはヘリウムガスを入れたゴム風船を 長く浮かせるためのものですが、ツイストバルーンにも効果充分。

ツイストバルーンをどうしても長持ちさせたいときにおすすめです。



※ウルトラハイフロートはこちらのショップで購入できます。
     ↓
  
  ナランハバルーンカンパニー





2.ウルトラハイフロートの使い方
ウルトラハイフロートの使い方は簡単です。




口で吸って、風船の中の空気を抜きます。
写真のようにペッタンコにします。



空気が入らないように気をつけながら、吹き口をノズルにかぶせます。



ポンプを押すと、薬剤が出てきます。
風船が3cm〜4cmふくらむくらい入れるのが目安です。

風船を外すとき、薬剤がこぼれやすいので、ティッシュペーパーなどを 添えると良いです。



風船をしごいて、中の薬剤を先端まで送り込みます。
このとき、風船の中に空気が入っていると うまく送り込めないので、 最初に空気を抜いておくわけです。

あとは普通にふくらませて使います。





3.ウルトラハイフロートの効果
実際にウルトラハイフロートを使ってみた結果をご紹介します。


左がウルトラハイフロートを使っていないもの。
右が使っているもの。

作った直後の写真です。

1日後。

両方ともツヤが無くなりました。

使っていない方は、しっぽの先がしぼんでいます。

2日後。

使っていない方が、目に見えて小さくなってきました。

3日後。

使っていない方は、ますます小さくなり、前足のバブルはしぼんでしまいました。

5日後。

使っていない方は、犬というよりはネズミみたいになってしまいました。

7日後。

一週間経ちましたが、使っている方はほとんど縮んでいません。

10日後。

使っていない方は、もはや正体不明です。

使っている方は、少し縮んだような気もしますがほとんどわかりません。

15日後。

使っていない方は、完璧に空気が抜けています。

使っている方も、少し縮んできました。

20日後。

ウルトラハイフロートを使っている方も、だいぶ型崩れしてきました。
このあたりが限界でしょうか。

このように、ウルトラハイフロートを使うことで、風船の寿命が劇的に長くなります。

その代わり、製作に要する時間は倍くらいになってしまいます。

いつもいつも使うのは大変ですが、プレゼント用やイベント用などで、どうしても長持ちさせたいときにはおすすめです。





4.さらなる長持ち実験 2011/9/24記載
前のページで紹介したヘアスプレーとウルトラハイフロートを併用すると、 さらに風船が長持ちします。

実験してみました。



今回もプードルで実験です。

内側にはウルトラハイフロート、外側にはヘアスプレーをたっぷり。

この写真は作った直後です。


1週間後。

形もツヤも変化は見られません。


2週間後。

やはり特に変化はありません。


1ヶ月後。

変化がなさすぎて写真がおもしろくありません。


2ヶ月後。

微妙に小さくなった気がしますが、形はくずれていません。

このまま半永久的に保存できるのではと思い始めましたが、この数日後、胴体の空気が突然抜けて、くしゃっとつぶれてしまいました。

ウルトラハイフロートとヘアスプレーの併用で、なんと70日近くも風船の形を保つことができました。

条件次第ではもっと長持ちするのではないかと予想しています。








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