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ノウハウ2

_ 基本的な技術 _




1.ふくらませる

ツイストバルーンをふくらませるには、手押しポンプなどの道具が必要です。練習すれば口でふくらませることも可能ですが、かなり難しいです。

最後までめいっぱいふくらませると、余裕が無くなって細工ができなくなるので、尻尾を少し膨らませずに残します。

また、口を結ぶ前に少しだけ空気を抜くと、全体がやわらかくなって、後が楽です。



2.ひねる

バルーンの造形は、吹き口の方からひねるのが基本です。

まず、左手でひねりたい部分を挟んで押しつぶします。
そしてその下を右手でひねります。
(左利きの人は手を逆に。)

ひねる回数は1〜3回転くらいです。
このようにバブル(ソーセージ状の部分)ができます。

どちらかの手を離すと、ひねったところが元に戻ってしまいますから、 うっかり手を離さないように注意してください。
両手がふさがったままでは次の作業ができないので、左手の薬指と小指を使って、 今作ったバブルを保持します。
そのまま左手の親指と人差し指で次にひねりたい部分を押しつぶします。
先ほどと同様に右手でひねります。

必ず最初にひねったときと同じ方向にひねってください。

さもないとひねったところが元に戻ってしまいます。
(キャンディーの包み紙を両側から引っ張るとほどけてくるのと同じ原理)
二つ目のバブルができました。
やはり手を離さないように気をつけてください。
さらに次にひねりたい部分を左手で押しつぶして、右手でひねります。
三つ目のバブルができました。
あとは繰り返すだけでいくつでも連続してひねることができます。



3.ロックツイスト

ロックツイストは最も基本的なひねり方です。「犬」はこれを3回繰り返すだけでできます。

まず、バブルを3つ作ります。
それをこのように折ります。
両手でひねります。

少し引っ張るようにしながらひねるとやりやすくなります。 ひねる回数は1〜3回程度です。
もうできあがり。簡単です。

バブルとバブルの間に摩擦が働くので、手を離してもほどけません。



4.ループツイスト

ループツイストはロックツイストに似ていますが、ひねりがひとつ少なく、風船が輪の形になります。

まず、写真のように、少し長めのバブルを作ります。
そのバブルの中央部分をこのように折り、両端のひねりの部分を重ねます。
重なったひねりの部分の両側を逆方向にひねります。

ロックツイストのときと同様、少し引っ張りながらひねるとやりやすいです。
できあがり。
手を離してもほどけません。



5.ピンチツイスト

ピンチツイストは実はループツイストと同じ構造です。
ただし、ループツイストでは長いバブルをひねったのに対して、ピンチツイストは丸いバブルをひねって作ります。

まず、写真のように丸いバブルを作ります。
丸いバブルの両端を、ぐぐっと寄せて・・・
思い切りよくひねり合わせます。

実際にやってみると風船が割れそうに感じます。 ツイストバルーンを始めるとき、最初に当たる難関がここだと思います。

でも、ためらわずに無理やりまわすと、案外うまくいきます。
こうなります。
ピンチツイストは応用範囲が広く、あちこちで活躍します。熊の耳に使うのが代表的な例です。



6.曲げ癖

ふくらませたツイストバルーンを、このように折ります。
折った部分の外側をつねるようにして引っ張ります。
折った部分の内側を表裏から指で挟んで押しつぶします。
このように曲げ癖をつけることができます。






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